いねむり読書のススメ

活字の海に飛び込もう。

こんな会社で働きたい! 2007

text:
TITLe 2007年 12月号TITLe 2006年 09月号

昨年このブログでも取り上げたTITLeによる「こんな会社で働きたい!」特集が帰ってきました。昨年につづき、泣く子も黙る佐藤可士和さん登場。

世界の面白い会社を出来るだけ紹介したいというコンセプトのもと、「人気クリエイターと会社のケーススタディ」「自慢の仰天社屋見学ツアー」「人気絶頂&業績好調の陰に独自の"プレゼン力"あり!」など、様々な切り口で魅力的な会社(やそのプロジェクト)が取り上げられています。

具体的にはレッドブルBMW日本食研スルガ銀行アップルダイソンユニクロオリベッティIBMブラウンハーマンミラーノールなど。今年はそうした会社と関わるクリエイターにも着目していて、佐藤可士和さんや深澤直人さんほか数名が登場します。昨年同様に広く浅くという構成なので個別で見ると物足りなく感じてしますが、ちゃんと読もうと思うと全体としてはけっこう読み応えのある量です。

「クリエイティブなオフィス空間の作り方、教えます!」という特集では日本の会社が4社取り上げられているのですが、Web業界からはCUPPYさん登場。噂に聞いていた人工芝のオフィスは和気あいあいとしていて人と人との風通しも良さげで、なにより楽しそうです。そのうちaguijeも事務所を持たねばと代表が中心になり考えておりますが、色々参考になりそうな会社ばかり。

しかしなんというか、海外企業の社屋のスケールは想像を絶しますなぁ。会社として同じ規模でも狭い土地に社屋を構える日本の会社は、あれこれ内装や間取りを工夫して気持ちの良い空間づくりに励んでいるという感じですが、土地の広い海外の会社ではまず広さという快適性をどーんと押し出す。ひとりあたりの面積が比較にならん。。

快適で仕事がはかどるオフィス、仕事に行きたくなるオフィス、お客さんに行ってみたいと思わせるオフィス。それをつくるために先ずはいい仕事していい仲間を増やそうじゃありませんかぁ。

ちなみに巻頭インタビューは、あの24クロエ・オブライエンことメアリー=リン・ライスカブ。クロエかっけぇ。