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The new iPod nano and iPod shuffle

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iPod nano iPod shuffle

アップル、マイナーチェンジしたiPodとフルモデルチェンジした新しいiPod nanoiPod shuffleを発表。

んー、僕の周りでも何やら噂だった、ワイヤレス&タッチパネルの6G iPodは登場しませんでしたね。出たら即購入の心構えだったのでちょっと肩すかしをくらいました。容量が80GBまで増えたほか動作時間が2時間も延びたとのことで、手堅い進化です。インパクトは薄いですけどね。

iPod nano

その代わり、記憶容量と動作時間は増えたのにさらに薄くなった新しいiPod nanoと、iPodのラジオリモコンと同じサイズにまで小型化されたiPod shuffleが登場。iPod nanoに関しては、アルミニウム筐体の採用といいカラーバリエーションの用意といい、miniの再来を思わせます。何よりデザインの共通点が多いですし、カラーバリエーションもブラックを除きminiと同様の展開で、確信犯的。手堅い戦略なので売れること必至です。

しかしながら、miniのデザインが好きじゃなかった僕としては、新しいnanoのデザインは微妙。アップル製品は実物見るとまた印象がガラリと変わる(良くなることの方が多い)ので、いまの時点での判断は難しいところですが、旧デザインの方がプレミアム感があって好きだ。ちなみに今回、最大容量の位置づけである8GBモデルはやはり「スペシャルだから」という理由でブラックしか用意されていない模様。なんにせよ動画はあいかわらず再生出来ないので、デザインと容量と電池の持ちだけ(充分じゃねぇか!)で買い換える気持ちになるかですねえ。とりあえず明日アップルストアに見に行きます。

iPod shuffle

iPod shuffleについては正直最近使っておらず存在を忘れかけていたのですが、この小ささを見せられてハッとしました。アルミ筐体になって質感も向上していますし、容量も1GBあるので入門機やプレゼントには最適かと。価格も相変わらず安い。携帯性は言うまでもなく新しいiPodファミリーの中でずば抜けて高いので、shuffleに立ち返る人もけっこういそうですねえ。僕もnanoよりむしろshuffleに惹かれております。USB端子が無くなった代わりに、ヘッドフォン端子がドックコネクタの役割も果たすようになり、さらに小っちゃいドックが標準装備になったのはウレシイ。かあいいね、これ。本体と一体となったクリップも使い勝手が良さそうです。発売は本日即売とはいかず、10月とのこと。ちろっと待ち遠しい。

さてさて。本日はiPodファミリー以外にも、“It's Showtime”の触れ込みどおり、iTunesでムービーダウンロードサービスが発表されております。そのほか異例とも言えるのが、「仮称」での発表となったワイヤレスTVセットトップボックスiTV。怒濤の製品ラッシュと言え、Showtimeが示していたのはムービーではなく、むしろ本日のKeynoteであったのではないかと思います。そちらはまた別立てでエントリーしたりしなかったり。