おいしいくらし

「お。」とトクした気分。

税金をマイルに換える

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働けど働けど、金は貯まらない(そりゃちっとは無駄遣いしてるけど)。早く始めたい新しい生活があるものの、そのロードマップはことある毎に後方修正されるばっかり。その最たる原因の一つがご存じ税金。さてさて今月は特別区民税・都民税の第2期分納入月です。ファック。

しかしタダでは転ばない。税金は、マイルに換えるべし。

三井住友VISAカード提携のANAカードでは、カードの利用毎に100円=1マイルの換算でマイルが貯められます。またカードの支払い方法を、一括払い設定も可能な「マイ・ペイすリボ」にするだけで、その換算率が2倍(100円=2マイル)になるという、マイルを貯めるにはひじょうにお得なカードです。このあたりの説明は以前に書いたこちらのエントリーへ。

カード決済には3〜5%のカード会社への手数料が発生するため、税金は本来クレジットカードで支払うことができません。しかし、電気・ガス・水道代金と同じように「コンビニ収納代行」が行われている税金であれば、間接的にクレジットカードでの支払いができてしまいます。

ANAカードあるいはおサイフケータイには「Edy」と呼ばれる電子マネー機能が付いており、ampmをはじめ対応しているコンビニは少なくありません。Edyはプリペイド式の電子マネーであるため、利用する前にカードから「チャージ」をする必要があるのですが、このチャージの際に、実はカードのポイント(すなわちマイル)が発生する仕組みになっています。カードでEdyを「買った」と見なされるわけですね。

コンビニではレジで精算するものであればほとんどがEdyで決済可能となっており、コンビニ収納代行の税金も例外ではありません。なので、Edyで決済してしまえば税金でマイルが貯まるということになるのです。墨田区では今年度より特別区民税・都民税の支払いがコンビニ収納代行対応となりました。税金そのものは痛いですが、マイルという形で還元できるようになったわけです。

ちなみにEdyを使うとチャージ時のマイル発生に加え、200円=1マイルの換算でEdyを使ったことによるマイル(Edyマイルと呼ぶことにする)も発生するのですが、残念ながらコンビニ収納代行の場合にはこのEdyマイルは発生しません。とはいえ税金は額がそれなりに大きいものですから、年間を通せばそれなりのマイル収納源となるでしょう。手間を惜しんで銀行振り込みにしている方は、コンビニ収納代行にしてちょっとだけトクしてみてはいかがでしょう。