おいしいくらし

「お。」とトクした気分。

黒柳徹子さんのレシピで作る「華麗なるカレー」はかんたん、ンマイ!

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前回タモリさんのカレー「プレーンタモリ」をエントリーいたしましたが、Twitterのfollowerの方から別のカレーレシピも教えていただき、こちらもおいしそうだったので作ってみました。今回はあの黒柳徹子さんがテレビで紹介されていたという、徹子さん家の「華麗なるカレー」です。

「華麗なるカレー」はプレーンタモリと比べるとレシピはかなりシンプルです。時間も下ごしらえにかかる時間を入れなければ20〜30分ほどで完成しますので、プレーンタモリはちょっとハードルが高いと思われた方もこちらだったら挑戦しやすいのではないでしょうか。レシピのオリジナルはどうやらWeb上には公開されていないようなのですが、“クイイジーヌmintoto@北九州” という素敵なブログに紹介されていたエントリーを参考にさせていただきました。(ありがとうございます!)

“華麗なるカレー” レシピ(3名分)

※レシピは約3名分の分量ですが、写真に写っている調理例は倍の約6名分です。

(1) 玉葱をみじん切りにする。
玉葱は、割り箸を口に真一文字にくわえてから切るか、半分に切ったものをラップで包んで電子レンジで1分ほど加熱すると目にしみにくくなります。

  • 玉葱(みじん)〈1個〉

(2) 鍋にサラダ油を入れて充分加熱してから、ニンニク・赤唐辛子を入れて香ばしい匂いが立ち上りはじめるまで炒めます。

  • サラダ油〈大さじ1〉
  • にんにく(みじん)〈2片〉
  • 赤唐辛子(輪切り)〈1/2本〉

(3) 玉ねぎを入れ、必ず塩(少々)も加えて透明になるまで炒め続けてください。

※玉葱は丁寧に炒めて、「飴色」が増すほど甘みとコクが出ます。
※今回は玉葱以外に、さらに炒め玉葱のペーストを加えてみました。

(4) 牛・鶏挽肉を入れ、塩(少々)を何度も加えては炒めます。頻繁に味見して少し濃い目の味付けにしましょう。

  • 牛挽肉〈150g〉
  • 鶏挽肉〈150g〉

(5) しっかり炒まったらケチャップを加え、カレー粉を好みの辛さまで加えて炒めます。

  • ケチャップ〈大さじ3〉
  • カレー粉〈大さじ3〜4.5〉
※レシピがかなりシンプルですので、お好みによって追加の味付けをしても良いと思います。
※今回はターメリック〈小さじ1〉・クミン〈小さじ1〉、ヨーグルト〈大さじ1〉を加えてみました。ターメリックのせいで通常のレシピで作るよりも黄色みの強い仕上がりになっています。

食卓のドライカレー。かんたん、ンマイ!

“華麗なるカレー” は見てのとおりドライカレー。プレーンタモリは「日本の食卓のカレーと言うよりは専門店寄りな味」と言いましたが、華麗なるカレーは逆に食卓に普通に並んでいそうな妙に安心感のある味です。肉のジューシーさを損なわないよう、あまり長時間炒めないようにしたのが良かったのかもしれませんが、噛むたびにほんのり肉汁が出てきてンマイ。今回はごはんに盛って食べましたが、ナンにも合うでしょうし野菜スティックのソースにしてもおいしいと思います。いままでドライカレーを家で作ってまで食べようとは思わなかったのですが、思いの外簡単に作れてこの味なら定番メニューにしても良いなと思いました。徹子さん、ごちそうさまです。

素人ながら作ってみた感想を言いますと、本当にシンプルなレシピですので料理の腕の善し悪しが直接味に出るのだろうなという気がします。前述したように肉をあまり炒めすぎないことが唯一僕から言えるポイントでしょうか。挽肉は牛・鶏とも買ってきたそのままではなく、調理前にさらに包丁を入れてより細かくしておくと食感がよりなめらかに・味も染みこみやすくなりそうですねぇ。もしとっておきの秘技をお持ちの方がおいででしたら教えて頂けると嬉しいです。

華麗なるカレーはレシピのままでも充分おいしいですが、スパイス等お好みで加えることによって自分ならではの味付けを探求できる余地があって面白いですね。ドライカレーと言われると自分の中ではどうしても “カフェ・ハイチ” を思い浮かべてしまうのですが、ああいった専門店の味に近づけたいなとも思ってみたり。

なんだかカレーばっかり食べている今日この頃。料理ネタが連続してしまいまるで料理ブログの様相を呈してまいりましたが、次回は別のジャンルのお話しですよー。