havaianas

会社では靴を脱いで、アーロンチェアの上にあぐらをかいてコンピュータに向かってます。ちょっとした用事のときはそのままクツシタかハダシでうろうろしてしまうのですが、会社の床はばっちいので困ったものなのです。オレが困った者でもありますが、いいじゃん。でもさすがに文明人らしく、ビーサンを用意してみた。

このところhavaianasの勢いはますます凄いらしく、製造元のブラジルALPARGATAS社の売り上げは前年比13%増の5億7,080万ドルだとか。ブラジル国内の靴産業が軒並みマイナス成長の中1社で獅子奮闘の様子。

もともとはブラジルの低所得者層が気楽に買える代物で、むしろ野暮とされていた履物だそうなのですが、様々な色・柄を用意して展開したところこれが大ウケ。アカデミー賞の授賞式で限定モノのビーサンを配るなどの営業努力も相まって、いまやセレブたちのお洒落アイテムとさえ言われている。何がセレブだ、と正直鼻につくところではありますが、そこは我慢です。モノ自体には関係のない話ですからね。

いずれにせよ、色や柄が変わっただけで基本的な部分は変わっていないわけで、このような化け方をしたのはやはりデザインの力です。オフィシャルサイトへの力の入れようも抜かりはなく、ちょっと重いのは否めませんが、Flashとイラストレーションの組み合わせが抜群にいい楽しいサイトとなっています。

サイト制作者は25歳のアートディレクター兼、グラフィックデザイナー兼、イラストレータのAdhemas Batistaさん。ポートフォリオを見るとわかりますが、やはりキョーレツなテイストのイラストレーションができると色々と生かせるものですねえ。あのシマンテックのポスターがああなっちゃいますか。

最近フリーランスの方のサイトを色々見ているのですが、それぞれに個性があってほんとに驚かされます。言葉でうまく言えるものとそうでないものもありますが、なんでしょうね。それぞれの覚悟がデザインに出てる感じ。自分はというと不安なところですが、すごく刺激になりますし負けてられないと思う。

準備だとか心構えが必要だとかありますけど、やりたいことは今やるか・永遠にないかのどちらかだと思ってますんで、そのへんの瞬発力は着々と身につけていきたいと思う今日この頃。タイムリミットはポジティブに設定したいモノです。よし！