ネットをめぐる冒険

これだからインターネットはおもしろい。

Laputa Clips - アルファチャンネル付きPNG画像をプールしよう

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Laputa Clips

Flickrにアルファチャンネル(透過情報)付きPNG画像専用のグループ、「Laputa Clips」を作りました。

Laputa Clipsは、アルファチャンネル(透過情報)付きPNG画像の共有グループです。グループにプールされている全ての画像は無償かつロイヤリティフリーにてご利用いただくことができます。グループの利用条件等、詳細につきましてはグループのトップページに記載していますので、そちらをお読み下さい。

忙しさも喉元を過ぎればなんとやら...と言いますが、今がちょうど喉元というあたり。とはいえ、ブログのエントリーを書くなどでも良いのですが、何か別の創作活動もしないと気が滅入ってくるなというのが本音です。そろそろ本サイトのPIECESにも次の作品を用意したいなと思ってまして、いろいろ構想は膨らんでいるのですがなかなか手つかずなんですよねえ。

構想のうちの一つの作品で様々な画像の切り抜きがそりゃもう大量に必要になりそうでして、少し前から自分で撮影した写真の切り抜き作業をコツコツと進めているのですが、なんとも地味な作業で骨折りなんです。頭を使う必要が無いので、作業の合間などに休憩がてらやっていたりするのですが、1日数個が限度。

無償かつロイヤリティーフリーでそうした切り抜き画像を専門に扱っているところがないかなと思ったのですが、マジで探していないせいか全然見つからない。あったら絶対便利なのに。じゃあ何らかの形でコミュニティにしてしまって、自分のプール(投稿)はもちろんみんなからのプールも利用できれば作業はかどるね!ウシシッウシシッ...、という腹黒い気持ちがグループ開設の発端。

システム部分から作る余力はいまのところ出せそうにないので他の力を借りて手っ取り早く...ということを考えたら、Flickrの利用が一番だという結論になりました。Flickrのタグによるフォークソノミーは利便性抜群ですし、Proアカウントならストレージ無制限というのも最高、そしてあまり利用したことは無かったのですが「グループ」というかたちでコミュニティを作る機能もあったので即断です。

Laputa Clips

それに意外と知られていないのかも知れませんが、Flickrにはアルファチャンネル(透過情報)付きのPNGファイルをそのままアップロードすることが出来るのです。アルファチャンネルPNGをアップロードするとFlickrにより自動的に数パターンのサムネイルが生成され、そのサムネイルからはアルファチャンネルが欠落してしまうのですが、ダウンロードできるオリジナルファイルにはそのままアルファチャンネルが保持される仕組みになっています。ちなみにFireworksのPNGをアップロードした場合、オリジナルファイルにはFireworksの編集情報(ベクターデータや色情報など)も保持されたままになります。これアンビリバボー。

いまのところLaputa Clipsへの参加はFlickrユーザーなら誰でも可能な設定にしています。利用条件等に賛同いただける方はどうぞご参加下さい。細々と書いてしまったのですが、常識的なことを守っていただければ難しいことではないと思います。

こうしたコミュニティの運営は正直得意ではありませんが、そこそこ頑張りたいと思います。今後の方針は盛りあがり具合をみて決めていきたいですね。(それとロゴがいまいちなのは許して下さい。読めないッスね...。)Flickrユーザーでなければ参加出来ないという敷居がある上、かなりマニアックなグループですので参加者は多くは集まらないと思いますが、それだけに厳選した素材をプールしていければ良いなと考えています。どうぞよろしくお願いします。

...メンバー集まらなくてさみしくってもへこたれません。個人のプロジェクトでも構わないので細々とやっていく予定。

Flickrユーザーではないが参加されたい方へ

Flickrのアカウントを持っていないが、Laputa Clipsに興味があって素材を提供してみたい、という方がもしいらっしゃいましたら、僕宛にご連絡下さい。作成いただいたデータを添付していただいても構いませんし、ファイル転送サービス等の手段でお送りいただいても結構です。

Flickrの仕様ではグループへ直接アップロードすることが出来ませんので、その場合には僕のFlickrアカウントにデータをアップロードさせていただき、Laputa Clipsへはそこからプールさせていただきます。せっかくいただいたデータはなるべく全てアップロードさせていただきたいと思っていますが、不適切なものがあった場合などは僕の判断によりアップロードしないこともありますのでご了承下さい。

また、いただいたデータの公開にはディストリビュータ(提供者)としてハンドルネームでも構いませんのでお名前とお持ちの個人サイトURLを、画像のキャプションとして記入させていただきたいと思います。