ネットをめぐる冒険

これだからインターネットはおもしろい。

moo MiniCards™

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moo MiniCards™

はじめてのmoo MiniCards™、届きました。かなり遅ればせながら、これでオレもナウでヤング、そしてオサレでクールな若者の仲間入りです。

mooはアップロードした好きな写真を使って、MiniCards™というちょうどフリスクケースに収まるくらいの小さなサイズの名刺を作ってくれるサービス。と言ってもそれは立ち上げ当初の話しで、現在は名刺以外にも封筒付きのノートカード(NoteCards™)やステッカーシール(StickerBooks™)も展開しています。

写真をアップロードしてプリントグッズを...、というサービスは目新しいものではなく名前こそ思い出せませんが昔からかなりの数がありました。しかしmooの使い勝手と着目点が良かったのは、FlickrFotologをはじめとするWeb 2.0系のmoo対応サイトを利用しているのであれば、アップロード済みの写真をAPI経由で利用できるようにして既存サービスに付加価値を生んだところ。(もちろんそういったやり方も出来るのだが)わざわざmooの利用のためだけに写真をアップロードし直す必要がないわけです。そして製品自体のデザインも良くナウでヤング、そしてオサレでクールな若者向きであった。

サービス立ち上げ時には、「クールな若者たちはみんな今週終わりまでにはMooカードを入手するような勢いだ」などとかなり話題になったサービスで、現在までに世界143ヶ国のユーザーに"カード数百万枚"を販売しているという人気のサービスです。日本でもGoing My Wayのkengoさんがいち早く紹介されていますね。

実はここ最近人に会う機会が増えて、ビジネス以外にプライベートでこんなことやってますという紹介をしたりすることが増えてきました。そうなるとプライベート用の名刺があると便利だなあと思い始めたわけなのですが、こういう仕事しているとあんまりしょっぱいデザインをするわけにいかず、なかなか作るのが億劫でもあります。プライベート用なのでビジネスのものに比べてカジュアルなデザインのものをてっとり早く作れないかしら、と思っていたところふとmooの存在に行き着いた。

というわけで100枚19.99ドルのパックを7月18日に注文したところ28日に到着。海外サービス(ロンドン)のため当然海外からの発送となるわけですが、納品までが思っていたよりも早くて好印象です。

早速ふたを開けて中身を覗いたところ、カードの品質が良くてこれまた好印象。写真部分の印刷は艶消しのマットな質感で、名刺としてはかなり厚手の紙を利用しているためそこそこの高級感もある。そしてしつこいようだがナウでヤング、オサレでクールです。

ちょっと気になったのは、発色が全体的に思ったより暗かったことぐらいでしょうか。デジカメのデータをあまりプリントアウトするという機会がなく、ふだん発光体であるディスプレイ上で見ているせいでそう感じるのかも知れません。mooの気軽さが損なわれてしまうのでオススメはできませんが、気になる人は予め写真のレベルやらトーンカーブをちょっと上げ気味にしてから注文すると良いかも。

今後お会いする方にはお渡しできると思いますが、実はけっこう自分自身の写真を採用してしまい露出狂気味のラインナップです。受け取ってしまわれた方はハズレクジだと思ってどうかご容赦下さい!