私のクライアントはいつも自分自身だった。私はずっと自分を喜ばせるために働いてきたんだ。

ちょうど一年ほど前に知り、いまも変わらず大切にしている言葉。
オランダのステデリック・ミュージアムのアートディレクションをつとめた、グラフィックデザインおよびタイポグラフの巨匠「ウィレム・サンドベルフ」の言葉です。
あまりにもストイックで、溶けて貪よりとうねる鉛のように重い言葉。その矢面に立たされると太刀打ちできない恐怖感で思わず逃げ出したくなります。しかしその一方で、どうしようもなく追い込まれたとき何よりも自分を救ってくれる。
お気に入りの言葉は、いくつあってもいいね。