気まま視聴覚室

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レイトン教授と不思議な町

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ゲーム自体そんなにやる方ではないのですが、近くのGEOに行ったら「レイトン教授と不思議な町」が中古で置いてあったので思わず購入。それほど期待はなかったものの、やり出すと案外はまってしまった。Nintendo DSってやっぱり凄い。

レベルファイブが開発・制作のみならずパブリッシャーとして販売も手掛ける初の作品。不思議な町の住人から出題されるナゾ(パズル)を解いていくことで、物語を進めていくアドベンチャーゲーム。

パズルの監修には「頭の体操」シリーズの多湖輝を迎え、ナゾ制作には多湖の他、小野寺紳、Moo.念平が担当した。
レイトン教授と不思議な町 - ウィキペディア)

ナゾ(パズル)の内容はアドベンチャーとまったく関連せず、初めはアドベンチャーゲームの部分はいらないのでナゾだけで売ってくれよ、とか思っていました。しかしやってみて納得。ナゾの難易度がそれなりにあるので、連続してナゾを解いていると頭がかなり疲れてくるのではないかと思います。アドベンチャーゲームの間にナゾが挟まれるかたちでゲームが進行するので、アドベンチャーが疲れた頭を休ませる緩衝材になる。なにせストーリーが良い意味でヌルイというかユルイので。

声優として大泉洋と堀北真希が参加していますが、声優としての大泉洋はどうなんだろう。「水曜どうでしょう」を見過ぎたせいもあるのでしょうが、レイトン教授が喋るたびに脳裏に浮かぶのは大泉洋の顔なんですよね。しかも芝居がかった感じで喋っているので、その想像だけでちょっと吹きそうになる。そんな別のおもしろさも味わっております。

こまめにセーブができるようになっていますし、Nintendo DSのスリープ機能が秀逸なこともあり時間が空いたときや気分転換にチョコチョコ進められるのが良いです。ただしスルメ的なおもしろさがあるのであんまりはまると夜更かしの原因に。

開発・制作・販売は、一目見ればその圧倒的な技術力の高さが伺い知れる、あのドラゴンクエスト8を手がけたレベルファイブ。Nintendo DSなのでビジュアル部分でよもや驚かされることは無いだろうと思っていたのですが、最初のオープニングムービーでちょろっと感動。Nintendo DSで持っているソフトが「大人の常識力トレーニングDS」とか「えいご漬け」なもんで、あんまりビジュアルに凝ったものを見てきていなかったのでなおさら。んー良い感じの作り込みです。

ちなみにこのレイトン教授、はじめから三部作構成であったようで、次回作「レイトン教授と悪魔の箱」の制作が決定しています。