ネットをめぐる冒険

これだからインターネットはおもしろい。

MyMiniCity

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MyMiniCity

いまちまたで大流行のMyMiniCity。オレも参加しましたのでぜひぜひご訪問下さい。クリッククリック!

MyMinCityで登録すると、あなた専用のURLをもらうことが出来る。すると、そのURL自体が一つの街になり、そこにアクセスするたびに街が育っていくという仕組みになっている。

ひじょうにシンプルで、シムシティみたいなノリで楽しめるコンテンツです。アクセスしてもらいさえすれば街が発展するという仕組みなので、人を呼ぶ努力さえ惜しまなければそれ以上の手間はあまりかからず気軽に遊べそうです。グラフィックの描き込みが凝りに凝っていて、制作者が心底楽しみながら作ったんだろうなぁということが推察されますね。

僕の街はまだまだ村程度ですが、ジャパンランキング1位のOBLIVIONさんの街は大都市に発展していて、かなりカッコイイです。ここまで育ってくると面白いでしょうねえ。高層ビルがすげー。

OBLIVION

ちなみに

という具合にリンク先のURLを変更することによって特定の要素を育てられるみたいですね。厳密に均等に出来るかどうかはわかりませんが、適当にランダマイズしてアクセスさせたければ、urlbrief.comを使ってこんな感じにURLを1本化させておくと良いかも。

ただ唯一残念というか致命的なのは、MyMiniCityサイトへアクセスしなければ街が見られないし発展にも繋がらないという点。こういうコンテンツこそブログパーツなりエンベッドさせる仕組みは必須だと思うのですが、それを用意していないのは何か意図があってのことなのでしょうか。。

XMLでリアルタイムの街の情報が配信されているので、それを利用すればAjaxでブログ内に表示させる加工ができると思ったのですが、調べてみたところXMLの情報だけでは不足だと判明しました。

<embed type="application/x-shockwave-flash" src="http://data.myminicity.com/swf/client.swf?v=0" id="client" name="client" bgcolor="#deecfe" quality="high" menu="false" allowscriptaccess="always" flashvars="name=WORLD ENDING&pop=34&ind=0&tra=0&sec=0&env=0&com=0&k=69c41" scale="noscale" height="400" width="600">

街の貼り付け自体は簡単な話で、Flashにflashvarsを使って必要な変数を渡してやればOKのようです。ただし配信されているXMLにブルーの項目はあるのですが、最後のピンクの項目(k=69c41)がありません。

実はこのピンクの項目の値は、ブルーの項目群に対応するハッシュとなっているようで、街の状態により絶えず変動します。で、誤ったハッシュを渡すと正常に表示されなくなって(輝度が異常に上がった表示になって)しまいます。

なぜこんな制限がかかっているかというと、まぁ不正をさせないためなのでしょう。例えばブルーの項目のうちpopは人口を表す変数となっているのですが、これに1,000,000とかいう値を代入すればそれだけで1,000,000人都市が出来上がってしまい、それだと不味いのでこういう仕組みが取り入れられたのだと思います。

どのようにしてkの値をはじき出しているかについては中の人でないと分かりませんので、現状では外部のサイトに街のリアルタイムな様子を貼るのは難しそうです。誰か出来た人いませんかねえ。XMLにあと一項目加えてくれるだけで楽しみがひろがりそうなのに。なんかおしい。