タモさん、Googleへ

番組の内容としては、タモさんと浅草キッドたちが新しくなった「Google Earth」を目にしてびっくり、Googleの社員とトークを交えながら機能をおもしろおかしく紹介していくというもの。

Google EarthはもともとKeyholeという別企業の基幹ソフトでしたが、GoogleがKeyholeを買収し、その後機能強化の上フリーで配布を開始したという経緯があります。買収のニュースが流れた頃にKeyholeの存在を知って、会社のみんなで試した時はそれはそれは驚いたものです。仕事そっちのけで、子どもみたいに2時間ほど机上の旅。楽しくって、うれしかったなあ。

今回番組の出演者たちが嘘か誠かそんなリアクションをしていて、ちょっと微笑ましい。Google Earthはいまや珍しいものでなくなってしまった感があり、内容的に驚くようなものはありませんでしたが、よく考えるとその状況こそが凄いです。機能限定とはいえこんなドえらいソフトを無償で使えているわけですからね。ちなみに番組では有償版のGoogle Earth Proのデモも若干行われており、その辺は興味深かった。

また、それ以上に興味深かったのはやはりオフィスの環境です。GIGAZINEの「Googleのオフィスはいかにして作られたのか」というエントリーを見てやはり興奮した覚えがあったので、日本オフィスはどんなもんだろうと常々思っておりました。で実際に目にしてですが、意外と普通。

ビリヤード台やダーツがオフィス内にあるのはGoogle的に普通だし、食事や菓子類・ジュースなども無料というのは周知の事実。働きやすい環境として、一体どんなコンセプトで内装がデザインされているのだろうと期待していたのですが、かなり拍子抜けしました。それか、見せてくれた一部のエリアがピンポイントで普通だったのか。別立てでエントリーしようかなと思ってますが、パソナやイケア・ジャパンのオフィスの方がずっと魅力的。やっぱりテナントで入る形だと、いろいろ改造は難しかったのでしょうね。

といっても自分の会社と比べると。...（ノーコメント）。カンニングの竹山が無料自動販売機のボタンをとりあえず押しまくるシーンは、ちょっとおもろい。