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Adobe Creative Suite 3 日本語版発表、だが。

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Adobe Creative Suite 3

アドビ システムズCreative Suite 3 日本語版のリリースを発表。本日より各パッケージの予約販売も始まっております。しかし、購入予定のWeb Premiumアップグレード版の価格設定がひじょうに解せない。

英語版(※)の発表時に、Web Premium アップグレード版の価格が499ドルとひじょうにリーズナブルな設定で嬉しいという旨のエントリを書きました。現在のレートで計算すれば499ドルは日本円で約60,000円なわけで、日本語化のコストがかかってくるのでこれより安くなるとことはないとしても、まあ80,000円を限度に考えておけば良いだろうと踏んでいたのです。

ところが蓋を開けてみれば、日本語版の価格は111,000円!目を疑う。

日本語版と英語版で含まれるアプリケーションソフトの製品構成が異なるわけではない。英語版の499ドルという価格は以前のバージョンのCreative SuiteかMacromedia STUDIOを持っているユーザ向けの設定ですが、このアップグレード条件は日本語版でも同様。条件が同じでありながら、英語版と日本語版では消費税を含み50,000円近くの価格差があるということになります。しかも笑えることに日本のストアで買える英語版も日本語版と価格は同じ。

日本語版のアップグレード条件には「Creative Suite 2.3 Premium所有のユーザ」という別のくくりがあって、こちらの場合には89,265円になるとのことですが、持っていないので全く嬉しくないですし持っていたとしてもやはり割高。

日本語版と英語版の違いについて言及されているページが見つからなかったので何とも言えませんが、率直に感じてしまった印象としては高い!殿様商売かよ!と。

そして僕がこんなに解せない理由はWeb Standardの価格設定にもあります。Web Standardアップグレード版の価格は英語版399ドルなのですが、同じ条件で日本語版の価格は49,800円なんですよね。こちらはほぼレート通りの価格設定。

しかしCreative Suiteを商売で使うIntel Macユーザとしては背に腹は代えられず購入にいたるわけですが、んー納得いかない。英語版買おうかな...。

※ここでの「英語版」という言及は、Adobe Systemsが米国で販売しているパッケージの英語版を指します。

米国では各アプリケーションソフトのトライアルダウンロードが可能に

米国のAdobe Systemsでは各アプリケーションソフトのトライアルダウンロードが可能になっていました。

さっそくFlash CS3とFireworks CS3をダウンロードしてみましたが、起動からして速い。ドキュメントのオープンやパブリッシュ、エフェクトの処理速度も明らかに向上していて、Universal対応の真価が発揮された結果でしょう。Intel Macはこうあるべき。そして作業中のCPU温度が5度くらいは下がっているんだがこれも気のせいではないのだろう。こうなるとLeopardによるOSの64ビット化にも期待かかってくるなあ。

というわけでいろいろ触っているのですが、英語版でも特に困らないことに気づいた。わざわざ高い日本語版を買う気が失せてきたので米国サイトで英語版買っちゃった方がいいかなと思い始めてきたのですが、日本語版のライセンスでは英語版にアップグレード出来ないという罠があるのだろうか...。調べるのめんどくさ。