おいしいくらし

「お。」とトクした気分。

動物占いはバカにできないらしい

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動物占い公式サイト 動物村

生まれてこのかた占いに興味を持ったことはありませんし、ましてや占いで行動を決めたことなどただの一度だって無い僕ですが。最近飲みの席で久々に会った友人から興味深い話を聞かされたのに影響されて、ちょっと気になってる。他の占いは知りませんが、動物占いはあまりバカにできないらしい。

動物占いの起源はというと、「動物占い公式サイト 動物村」の解説によれば、

「動物占い」は、古くから東洋に伝わる「陰陽五行説」から派生した「四柱推命」をベースにしています。
その原理に社会心理学、行動心理学などの解釈を加え、徹底的なモニタリングから得た情報を分析して、 統計学の手法で検証されました。

だそう。

四柱推命についてはいわゆる占いなので信じる信じないは聞く人次第だと思うのですが、次のセンテンスにある社会心理学やら行動心理学やらモニタリング云々については初めて知りました。科学の力も少なからず絡んでいるのだと。

友人の話によれば、無作為に抽出したヒトの脳波を測定し統計学的に信頼のおける数のサンプルを集めて、極めて科学的に解析したところ、全ての脳波がある決まった数のパターンのいずれかに一致したそうです。...お察しの通りそのパターンの数が「12」だったということで、とりあえず何の脈略もなく12の動物を持ち出した訳ではないらしいのですよね。

さらにそのそれぞれのパターンも細かいレベルで見ればさらに分類をすることができ、結果動物占いで言うところの60種類(男女の性格分けをするバージョンもあり、その場合は120種類)の分類分けに成功したとのことです。実際には、さらに例えば帝王切開で生まれた赤ちゃんだけのサンプルを集めたりと、かなり綿密な調査・解析が行われた模様。

というあくまでも聞いた話です。これについてググって調べてみたところ、友人の言うように心理学や統計学が絡んでいるのは間違いないようですが、残念ながら具体的に上記で述べたような実験や調査があったかどうかの裏付けはとれませんでした。僕はただのド素人なので、もしそのあたりに詳しい方がいらっしゃったらコメントなり頂けると助かります。

まあ、結局は学問ではなく動物「占い」と言い切っちゃってるわけなのでやっぱり占いなのでしょうが、曲がりなりにも科学的な話を聞いてしまうと単純な僕のような人間はへえぇと思ってしまうのです、これが。昨日まで全く興味なかったはずが、次の日はというとサイトに登録して金まで払って占っているのだから仕方ない。アホです。

ただ、実際に占ってみたところポイントポイントでものすごく当たってる気がする...。僕は「グリーンのペガサス」という分類らしいのですが、

  1. あらゆる束縛が大嫌いである。
  2. 根拠はないが魂からピンと来る感性は天才的。
  3. みんなでいても、ふっといなくなる。
  4. 気分は極めてお天気屋で、それを隠そうとしない。
  5. ポイントはひと言で良い。
  6. 断られる前に断ってしまう。
  7. ノっているときは凄いが、(空から)落ちるとショックが大きい。
  8. 猛スピードの行動に周りがついてゆけない。
  9. 束縛されずに自由に生きるのが理想です。ひとつの場所に留まらない、変化に富んだ生活に生き甲斐を感じます。その反面、社会的には安定と向上を目指しています。
  10. 自分の好きな仕事で一匹狼として活動すると実力を発揮できるタイプ

という特徴があるそう。

あるそう。...どころか 1. 4. 7. に関しては勘弁してくれと言いたいくらいズバリなんですよねぇ。「天才的」とか「ノっているときは凄い」らへんの言葉は事実はどうあれ好都合なので鵜呑みにしておく。

さらに、自分の「本質」だけでなく「表面」「希望」「意志決定」「隠れ」という5要素を占える最も詳細なタイプの占いを行った結果、気持ち悪いぐらいに思い当たるフシばっかりなのです。もちろん著作権の問題もあるのですが、この場で公表したくないぐらいに。(知り合いの人で見てみたいという人いればこっそり見せてもいいですが...。)

というわけで、思いのほか面白くて感心。こうなると、自分だけでなく周りの人のことも知りたくなってくるのは人情なのですが、1回200円も300円もかかっちゃう占いをこれ以上やるのはあまりにバカバカしい。

人間まるわかりの動物占い 自分まるわかりの動物占い5アニマル 相性まるわかりの動物占い

このように公式サイトから何冊か手軽な価格で本が出ているので、1冊くらいは買ってもいいかなと思ってるんですが。だめ?